デナリ国立公園へ！

北米最高峰マッキンリー山(6194m)を擁するデナリ国立公園はアラスカの中で最も有名な国立公園で、四国より広大なツンドラ地帯のなかにムース、トナカイ、グリズリーベア、オオカミ、ビーバーなどの動物やたくさんの種類の鳥たちが生活しています。
ちなみに、デナリとは先住民の言語で「偉大なもの」を意味し、マッキンリー山自体をさしているそうです。

東京からデナリ国立公園へ

今回、成田発と羽田発の航空券がほとんど同じ値段でしたので、自宅からのアクセスのよい羽田から出発しました。
デルタ580便でまずはシアトルまで行き、入国検査を行います。
荷物をいったんピックアップして税関審査後に再度預け、空港内を走る電車で国内線ターミナルに移動、デルタ1384便に乗り換えてアンカレッジに着きました。
シアトルとアンカレッジは1時間時差がありますので乗り継ぎが終わるまでは時計の調整に注意が必要です！

アンカレッジ空港の到着は22時半ごろでしたが、最後の機内食からけっこう時間が空いてお腹がすいてしまいました。
夜も遅いので、空港もホテルの周囲も閉まっているお店が多く、ホテルの自動販売機でなんとかカップヌードルを買いました。
カメタビ家族が食いしん坊なだけかもしれませんが、同じ便でアラスカに行かれる場合には何か食べられるものを持っておくか、シアトルの待ち時間で簡単に食べておくのをおすすめします！

アンカレッジからデナリ国立公園へ

空港近くのThe Lakefront Anchorageホテルで1泊し、翌朝7:30ごろ、いよいよデナリ公園に向けて出発です。
ホテルやバス停でお客さんをピックアップし、ハイウェイを進みます。
ドライバーはファンキーな感じの大きな黒人男性で、音楽をかけながら快調に飛ばしていきます。
日本のバスとはずいぶん雰囲気も違い、外国に来た感じがします。
ハイウェイをひらすら途中何回かトイレ休憩を挟みながら約6時間進み、いよいよデナリ国立公園に到着です！

デナリ国立公園

日本から移動続きだったうえ、到着日はあいにくの雨模様だったので、午後はのんびりと過ごし、翌朝に備えました。
デナリ国立公園には入口から約150km先のカンティシュナまでの1本しか道がなく、しかも自然保護のため、その道を通行できる車はシャトルバス、ツアーバスなどのみとなっています。
シャトルバスで移動しながらハイキングも素敵ですが、何しろ広い公園ですので、今回はガイド付きのツアーバスに乗ってみることにしました。

ツアーバスは、公園内のどこまで行けるかによっていくつかの種類がありますが、カメタビが参加したのはツンドラウィルダネスツアーです。
ドライバー兼ガイドさんから、もし野生動物を見かけたら「STOP!」と知らせるように指示があり、乗客もウキウキしながら窓の外を探します。
カメタビ家族も双眼鏡片手に一生懸命探しますが、何しろ広いのでなかなか見つけられません。
ガイドさんは運転しながら公園の説明もしているのに、遠くのドールシープや小さなノリスなど動物を見つけてくれて大活躍です。
他のバスとも連絡を取り合って、できるだけ多くの動物を見せようとしてくれます。
小腹がすいたらスナックボックスがついているので、それを食べることもできますが、クラッカーやチョコバーなどだったので、お腹がすきそうな方はランチを持参した方がよさそうです。

ガイドさんの活躍もあり、グリズリーやムースも見られて家族もとても満足していました。
運が良ければ北米最高峰のマッキンリーも見られることがあるそうですが、夏はほとんど見ることができないそうで、今回は残念ながら雲に隠れてしまっていました。

ツアーの翌日はアンカレッジに戻るバスまで少し時間があったので、早起きしてホースシュートレイルにビーバーダムを見に行きました！
カメタビが行った時にはちょうどビーバーの親子が木材を運ぶ姿を見ることができ、とってもうれしかったです！トレイル自体も木に囲まれたとても気持ちのよい道なので、時間のある方はぜひ歩いてみてください！

今回のまとめ　～デナリ国立公園～

今回ご紹介したのは、世界最古のアラスカにある国立公園、デナリ国立公園の旅です！
自然をとても大切にしている広大な国立公園で、野生動物や野鳥もたくさんおり、ハイキングなども楽しいです。

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